フランス地方案内
ノルマンディー
フランス北部、イギリス海峡に面した一帯は9世紀頃、北方から侵攻してこの地に住み着いたノルマン人(ヴァイキング)にちなみ、ノルマンディと呼ばれるようになりました。フランスの中でも一年を通して気温は低めで、夏は避暑地としてたくさんの人が訪れます。英仏海峡に臨み、白い断崖がそそり立つ景観は印象派の画家たちを魅了しました。この地方の最大の名所は「西洋の驚異」と呼ばれるモン・サン・ミッシェル。中世では巡礼地として、現在では世界遺産として毎年300万人もの観光客や巡礼者が訪れています。